小川町駅前の交差点付近の秩父往還の様子。左手に「中井屋商店」と黄色い看板が見えるのが、当時営んでいた電器屋。「今屋紙店」や「よしだ呉服店」などは、今も同じ場所でお店を開いている。
田中 克彦
小川町の旧家でジットハウスの大家。NPO法人「小川町創り文化プロジェクト(まちぶん)」理事長として、街並みの保全に取り組む。
1955年頃、青山地区にて。江戸から明治にかけて隆盛を極めた小川の和紙生産。写真は楮の塵取りをしている様子だ。戦中を乗り越えた女性たち、戦後に生まれた男の子。戦後復興と高度経済成長の狭間の町の一コマ。
横田茂
小川町生まれ。小川町で有機農業を営む横田農場の農場主
本格的な冬が始まる12月6日の寒い夜、いつもはひっそりとした境内が年に一度灯りがともる。師走の慌ただしさと、新しい年への期待感。偶然顔を合わせる人々との挨拶がなんか嬉しい。
山下嘉彦
有機野菜食堂わらしべオーナーシェフ。クロモリの自転車とオールドレンズを付けたカメラをこよなく愛する50代。
割烹旅館二葉にて結婚式を上げました。両家親族が集まり、芸者さんがお酌をして、賑やかでした。今はチャペルもあり、和洋の結婚式が挙げられるほか、普段は登録有形文化財のお部屋でお食事も食べられます。
みーさん
小川町での結婚・子育てを経て、今は、編み物を販売したり、町の若い子とおしゃべりしたりして暮らしています。
埼玉が全国2番目のうどん県だって知ってましたか?日照時間が長く、小麦がよく育つのだとか。どおりで小川町をドライブすれば、うどん屋さんの看板があちこちに。私のおすすめは、一本一本噛みしめながら頂くこちらの一杯。
おたみ
しがない武蔵野うどんラバー。埼玉県内のうどんを日々食す。蕎麦も好き。
その名の通り、小川町を一望できる見晴らしの丘公園。よく見ると、盆地って平たいんだね。どこにまちやどがあるか見えるかな?
池田太朗
フォトグラファー/珈琲焙煎家(コーヒー坊や)
大塚八幡神社の隣にあるMISHIM POTTERY CREATIONのアトリエ。デザインした器を、全国の窯元で職人さんが形にする物作りをしています。築150年の蔵を改装したアトリエは、年に数回オープンするとか。
児林紗瑛
MISHIMアシスタントスタッフ。インテリアスタイリングやお花活けたりも。2022年秋より小川在住。
2019年10月、ツキの女将になってまもない頃に裏口から撮影。実は、この2日後に100年に一度くらいの嵐が来て、コスモスは地面ごと流されてしまった。ずっと昔、数軒隣の住人が種を蒔いたものが風に吹かれて繁殖したのだとか。
高橋 かの
小川まちやど女将。日曜はモーニング提供もしている。実は有機農家の娘。
小川町住民では知らない人はいない居酒屋「太田ホルモン。ボリューム満点なので、4人以上で行くといろいろ食べられる。オススメは煮込み、ホルモン焼き、やきめし。店主は阪神タイガースファン。
柳瀨 武彦
玉成舎の石蔵でPEOPLE/BOTABOOKSを営む。企画や編集の仕事もしている。天パ。
パープル色の傘立てと、サッシの黄色の色合わせが素敵な小川町立図書館のアプローチ。面として単調にならないよう、壁仕上げが掻き落とだったり、傘があたるところには地元の青石を貼って厚みを出したりと、美しいディテール。
児林幸輔
shikari 代表
TOFU 共同代表
建築/インテリア/プロダクトデザイナー
UNE STUDIOメンバー
各地の生産者を訪ねてきたが、小川町は全国的にも個性豊かな有機農家の層が厚いエリアだ。既存のオーガニックの枠にはまらず、周辺環境をうまく取り込みながら、より自然な育て方をしている農家と営みへの興味は尽きない。
新井 ‘ Lai ‘政廣
「視覚と味覚のクリエイティブ」をテーマに、全国の生産者を旅し、視覚と味覚を横断した表現を追求している
珍しく雪が降ったけど、今日の晴れ間でほとんど雪が溶けていた。’よく通るような道でも、海外を旅してるような感覚で歩く’とある人から聞いたのを思い出し、いつもなら自転車で通り過る道も、自転車を押して歩いてみる。冬の槻川はまた色が違う。
三玉 璃紗
地域おこし協力隊 / NESToコンシェルジュ / オガトー OgawaTalk
いつもの通り道。ほんの一瞬、人の気配が無くなった時、槻川の風が背中を押した。僕はシャッターを切った。
ポチ
地域おこし協力隊 / フォト&ビデオグラファー / グラフィックデザイナー
満足な水田に恵まれなかった土地では、年貢に苦労した。山に囲まれ、あるいは水を引けず、地形の生み出す苦しみを裏返すように花開いたのが雑穀の文化。関東山地の付け根に位置する小川町は、今なお豆と麦の香りに満ちている。
横田 岳
小川町で有機農業を営む横田農場の2代目。写真を通して農業の魅力を伝え続ける、耕す写真家。
朝早く起きてまちやどの女将とジョギングをしていたときの朝焼けの風景。映っていないけど毎朝サギが悠々と飛んでいるところを見るのが好き。眠気も一瞬で覚める寒さ。冬の始まり。
くうちゃん
小川小学校の3年生。いつも元気に過ごしています。目指すは皆勤賞!
小川町で生まれ育ちました。町外から小川町に帰る時、山を抜けて、盆地に入って、景色が拓けた時に見えるカーブを見ると「帰ってきたなぁ」って実感します。子どもの時も今も変わらず。
小田 穂
東京や海外を楽しんだ後、2020年に地元小川町を題材に町内外の友人と日々を楽しみ始める。環境や地方創生をキーワードとするプロジェクトに複数携わる。
家を出てほんのすぐに見える景色。木の形にちょっと南国風を感じて、密かに好きなスポット。成長して茂る前のほんの短い期間に見えます🌴
黒礒 由起子
着物リメイク作家 isoco